RS予防外来(アブリスボ・シナジス・ベイフォータス外来)

1. あかちゃんを産む前から出来るRS予防

アブリスボ

妊娠中に一度接種することで、産まれてくるあかちゃんのRSウイルス感染を予防します。
RSウイルス感染は下気道疾患(気管支炎や肺炎)を発症し、特に生後6か月未満で感染すると十分な呼吸ができずに重症化することもあります。
妊娠中に一度接種することで、お子さんは生後6か月まで有効性があります。
妊娠24週(28週)~36週の妊婦さんに接種することが望ましいです。

アブリスボの予約について

1. 予約方法

お電話でご予約ください(ネット予約不可)

2. 予約日時

火・金(13時45分)(土:13時30分)

3. 持ち物

保険証、母子手帳、駐車券、水分

4. 注意事項

・予約後のキャンセルはいたしかねます
・体調不良の際は、早めに延期のご連絡をお願いいたします
・駐車料金は最少額のみ負担いたします
・体温は、ご自宅で測ってご来院ください
・肩に筋肉注射をしますので、肩が出る服装でお越しください
・接種後30分経過観察となります(その間に予防接種の説明などをいたします)
・接種後14日以内に出産された場合、薬の有効性は確立していません
・副反応で注射部位の痛み(40.6%)、頭痛(31.%)、筋肉痛(26.5%)等が生じることがあります
・付き添いの方も体調の良い状態でお願いします
・当日は予定時間の5分前にお越しください

5. お支払い方法

クレジットカードでのお支払い

①本ページの注意事項をよくお確かめください

②クリニックへお電話のうえお申込みください
※必ずお申込みのうえでお手続きください(お申込み前のお支払いはお断りいたします)

③下記の「お支払いはこちら」ボタンからお会計ページへアクセスしてください

④ページ内容が、ご希望のワクチンであることをお確かめのうえ「お会計」ボタンを押してください
※複数名のご予約の場合でも数量は「1」として、人数毎にお会計を行なってください

⑤必要事項をご入力ください
※「CONTACT」:連絡のつきやすいご連絡先をご登録ください
※「お届け先住所」:接種を受ける方の情報をご登録ください
※お支払いになる方と接種を受ける方が異なる際は、必ず接種を受ける方のお名前をご入力ください

⑥カード情報を入力したうえで「支払い」ボタンを押してください

⑦ご登録いただいた連絡先へ、決済情報が届きますのでお確かめください
※正式な領収証は接種時にお渡しいたします

お支払いはこちら

銀行振込でのお支払い

①本ページの注意事項をよくお確かめください

②クリニックへお電話のうえお申込みください
※必ずお申込みのうえでお手続きください(お申込み前のお支払いはお断りいたします)

③下記画像の「お支払先」へお振込みください
※振込手数料は患者様負担にてご負担願います
※お振込みの際は、『接種を受ける方の診察券番号+接種を受ける方のお名前』でお振込みください。
(例)no.88888山田太郎さんの場合→「88888ヤマダタロウ」
※領収証は接種時にお渡しいたします

2. 基礎疾患のあるあかちゃんに出来るRS予防

シナジス

流行期間(2025年は、3月~10月まで 毎月1回接種します)

・早産児
在胎期間28週以下で、1歳未満のお子さま
在胎期間29~35週で、6ヵ月未満のお子さま

・慢性肺疾患、先天性心疾患、免疫不全症、ダウン症などがある2歳未満のお子さま

3. 新しく出来るようになったRS予防

ベイフォータス

シナジスと同様モノクローナル抗体薬です。1回の注射で約5か月間効果が持続します。

保険適応で接種可能なお子さま

① 生後初回のRSウイルス感染流行期において、
・在胎28週以下の早産で、1歳未満のお子さま
・在胎29~35週の早産で、6ヵ月未満のお子さま

② 生後初回および生後2回目のRSウイルス感染流行期において、
・過去6か月以内に慢性肺疾患の治療をうけた2歳未満のお子さま
・血行動態に異常のある先天性心疾患を有する2歳未満のお子さま
・免疫不全を伴う2歳未満のお子さま
・ダウン症候群の2歳未満のお子さま

*詳細については、お電話でお問い合わせ下さい。

RSウイルスについてはこちら

RSウイルスとは

急性呼吸器感染症を引き起こすウイルスで、乳幼児に多く感染が見られ保育園や幼稚園などで感染が広がることもあり、夏頃から徐々に感染が見られ秋から冬にかけて流行することが多いですが、最近は季節にかかわらず感染が確認されることもあります。感染経路は、くしゃみや咳どの飛沫感染やウイルスに触れた後の衣類やドアノブやおむつ替えの時にウイルスに触れる接触感染によるものがあります。 特に新生児や生後6ヵ月以内の乳児が初めて感染すると重症化しやすくなります。また、低出生体重児(出生児体重が2,500g未満)、心臓や肺の基礎疾患、免疫不全、ダウン症などのお子さまは重症化しやすいことが知られています。

症状:鼻水、咳、喘鳴(ゼーゼー、ヒューヒューといった呼吸)、発熱といった症状が見られます。特に小さなお子さまは重症化し喘息や肺炎になる可能性があります。

治療:抗生物質などは効かず有効な薬はありません。

基本的には、安静にしていただき自然治癒になりますが、症状を和らげるお薬を処方したり鼻水が多い場合には吸引を行います。