髄膜炎菌ワクチン（メンクアッドフィ筋注）について
髄膜炎菌感染症は、健康な人も持っている最近で、誰でも感染する可能性があります。
髄膜炎菌は健康な人の鼻やのどの粘膜に存在しています。感染初期は発熱、頭痛、嘔吐など風邪に似た症状のため、診断するのが難しく治療開始するのに時間がかかる場合があります。
また、体力が低下している時や免疫系の疾患などがある場合には、血液や髄液に菌が侵入しその結果、菌血症や敗血症、髄膜炎に至ることがあります。
人と人の接触が密な場所で発生しやすく、学生寮などの集団生活、食器やコップなどの共有などがリスクとして挙げられます。
＜接種推奨者＞
①海外旅行、特に髄膜炎流行地域（アフリカ中部）へ渡航するひと
②春休み、夏休み、入学前など学校の寮などで集団生活を送るひと、送る予定のひと
③大勢の人の集まるところに行く予定のひと（ユースのキャンプ、コンサート、スポーツ観戦など）
※米国では、感染リスクが高い10代後半から20代の感染予防のために、11～12歳で定期接種となっています。
＜ワクチンの種類＞
ワクチン名：メンクアッドフィ筋注（国内産）
接種回数 ：１回（効果は５年と言われています）
対象年齢者：2歳～55歳の方
料金 ：自費接種
ご希望の方は、まずはお電話にてお問合せください。
